○ロングキャストが距離をとる事でプレッシャーを軽減させ、広範囲に探っていくのに対し、ショートキャストは、プレッシャーの少ないポイント、例えば、立ち木の奥、ブッシュの中などへ正確にルアーを送り込む、精度に重点を置いた釣り方だと言えます。盛期に入ったバス達は、活性も上がり、シャローへと向かう事も多くなっていますが、その浅さゆえに警戒心も強くなり、日中は障害物の奥に身を隠して捕食の機会を狙っている事でしょう。そんな状況下において今昔問わず有効なメソッドが、ラン・アンド・ガンです。ショートレンジでポイントを正確に、テンポ良く攻めながら移動してゆく釣り方。この釣りに要求されるのは、キャスティングの精度と手返しの早さ。ＳＳ−５８ＲＧは、その中でも現在多用される、７ｇ〜１４ｇのハードベイトが最も使いやすいように設計しました。

ティップはバスの強いバイトも弾くことの無いように少し軟らかめ。さらに、パワーが加わるとミドルからバットにスムーズに力が移行して綺麗なベンディングカーブを保持します。また、この手のロッドでは５フィート半という長さが、一般的ですが、この長さでは次々と現れる様々なポイントへの対応能力にもうひとつ力不足と感じたため、試行錯誤の結果、５フィート８インチを採用しました。 もちろん、低レジンコントロール素材の採用で２インチ長いながらも軽量化に成功。（ブランク重量44ｇ）ルアーをしっかり乗せて投げられるキャスタビリティーがあり、スピナーベイトのカバー打ち、クランクベイトでのブレークのトレース等、汎用性が高く、抜群の使いやすさを実感してください。